マゾいなぁ、自分

実は今日ビッグサイトで無駄足になった帰りに、新宿へと寄ってきた。目的は、FM3Aの電池交換とフィルムの補充とである。
電池交換はすんなりと終わったのだが、ヨドバシ新宿西口本店のフィルムコーナーを見た私は愕然とした。と言うのも、リバーサルフィルムが売り場の隅の方に追いやられていたからだ。
その理由は明白である。昨今のDTPの隆盛により、今や印刷物でもデータでの入稿が当たり前のものとなっているからである。もっとも、カメラ、ディスプレイ、プリンターの間で厳密にキャリブレーションを取れる環境にある、という事が前提条件となるが、一度に何枚も、何十枚も撮影を繰り返すプロカメラマンであれば、フィルムで何枚も撮るよりも遙かにランニングコストが安く上がるものであるからだ。何せフィルムは、36枚撮り35mmフィルムでもリバーサル(ポジ/現像されたフィルムが完成品のもの。元はスライドに使われたもので、印刷用原稿にも用いられた)だと900円〜1100円する上に、更に現像代も乗っかってくるのだ。加えてリバーサルはラチチュードが狭く、扱うカメラの測光特性を把握していないと反射光がどのくらいになって、それを計算した上での調整も必要になってくるからだ。だからリバーサルフィルムを扱ってきたプロカメラマン達は段階露光と言って、最低でも3段階くらいは測光状態を調整してベストショットを探り出すものだった。私みたいに気が向いた時に撮影する、というスタイルだと寧ろフィルムの方が安く付くものだが(うちの環境だとプリンターのキャリブレーションが取れない、という事情もある)、仕事などで大量に撮影するとしたら私でもデジタルカメラを勧める。仮に私が仕事上DTPを扱う立場になって自分で写真撮影もしろと言われたならば、私でもデジタル一眼を選択するだろう。更に、キャリブレーションも当然の如く取ることだろう。
もっとも、デジタルカメラで撮影した場合、やはりアーカイブの問題が残ってしまうものではあるが……

で、この日の買い物を全て終わらせたらば、たまたまプロの方に写真を撮って頂くサービスをしていたので、寄っていくことに。被写体を追うことにはそれなりに慣れていても、自分が被写体になることにはあまり慣れていない私の事、笑顔が固くなってしまいがちだった事は否めない。それでも柔らかな表情を引き出せるのは流石はプロと言うしか他にあるまい。普通に撮影して頂いてさあ帰ろうかと思った矢先に、電池交換のため持参していたFM3Aがスタッフさんに見つかり、今度はそれを手にして撮影…という事と相成ったが、眼鏡がずれてしまい一寸おまぬけな顔になってしまったのはご愛敬。記念に一番良かった一枚ずつを頂いて帰ってきました。

因みに私の常用しているフィルムは以下の通り
▽ネイチャーフォト・草花などの撮影用:Velvia100, PROVIA100F(以上メイン), PROVIA400X(夜間撮影用)
▽ワンフェス等でのフィギュア撮影用:PORTRA800, SUPERIA PREMIUM400(WF会場などはミックス光であるため、リバーサルフィルムの使用が不可能だから)
▽テスト用:Ektar100, Velvia50

…それにしても、列挙したフィルムの大半がリバーサルというのは、我ながらマゾいと言うか何というか…。

相河さんの大学生活・ICU編

今度は再受験して入学することになったICU(International Christian University/国際基督教大学)にまつわる諸々を。
医学生として国公立大学に在籍していた私は、まず学長でも教授でも助教授でも准教授でも皆「●●先生」と呼ぶ事に驚かされた。一般的な大学…それも医学部では考えられない事だったからだ。
ICUとて名前の通りキリスト教系の大学であるからして、キリスト教概論というクラスが全学必修であるのだが、私が受講したクラスはICUの名物教授の一人によるもので、遅刻や締め切り破りには大層厳しいものの内容は興味深く、ファイナル(期末試験のこと)では無事一発でクリアする事ができた。また、このクラスでは各々のクラスでアンケートを取って翌週に回答をするのだが、最初のクラスの回答の際私の書いたものが読み上げられて「今おいくつ?」と先生が尋ねられた際に正直に答えたら、クラスの爆笑を取った事は今でも覚えている。
その先生のクラスに限らず、ICUの先生方のクラスにはハードなものも多い。この頃には完璧に双極性障害を発症していて、うつ状態で沈没し自転車で5分の位置にあった大学に行けなくなったり、逆に躁状態で文章にまとまりが無くなったりしていた。はっきり言って大学入学一年目にELPを受講すると、高校まで英語が得意科目だった程度では凹む事も多い。ましてつい先刻のブログで書いた通り、私は最終的に語学科と人文科学科(日本語学と日本文学)の間で学科間専攻をしたものだから、専門科目の関係上どうしても英語開講のクラスは極端に少なくなってしまう。そこで他の分野から英語開講のクラスを選択して受講した訳だが、情報科学とか数学とかいった自然科学分野が多くなったのは、私がかつて医学部という自然科学領域に身を置いていたからに他ならない。
で、英語開講のクラスに限らず「●●先生のクラスはハードだから止めておいた方が良い」「●●先生は面倒見が良くていらっしゃるから大丈夫」等といった具合に各学期毎の履修計画を立てる際にご助言を下さったのはカウンセリングセンターのカウンセラーの先生方であった。更に卒論アドヴァイザー(卒論指導教官)でいらした某先生を筆頭とした各分野の先生方は私の相談にも親身に応じて下さって、大変ありがたく思ったものだった。もっともごく一部の先生方は逆に私に愚痴やら何やら語ってきたりもしていたが…。更に卒論は日本文学と情報科学の学際領域(要はコンピューターゲームのシナリオについて)なのだったが、関係しそうな各企業のブース巡りをはじめとした下準備を2004年秋〜冬から開始して、様々な紆余曲折を経て2009年1月に完成稿を提出した。じっくりと練り込んで書き上げた分、提出当時としては満足のゆくものに仕上がったという自負がある。最近になってやっと就職が決まったばかりの今の私にとって、各学会などにおいてはこの卒論が名刺代わりとなっていたりもしている。もっとも学会誌に出そうとしたら、TV版、リメイク版に関する事も含めてリファインしなければなるまいが(だって、卒論のネタにしたの『Phantom-Phantom Of Inferno-』だもんね)。

愛知県民を引き寄せる磁場でもあるのか、私?

表題の通り、私の友人・知人にはやたらと愛知県民率が異様に高いのです。もう少し具体的に言いますと、同人関係(コミケとかそっちの方面)だけで最低3人は即座に名前が挙がりますし、先日のワンダーフェスティバルにおけるお目当てのディーラーさんの一つがそうですし、他にもWF会場近くの飲食店にて知り合ったカメラ繋がりの方が愛知県民という事が判明してビビリ入ったり…。
まあそれはともかく、飲食店で知り合った方はCanonのプロユースのデジタル一眼にマクロレンズ、リングストロボといった編成にてWFに臨んだ模様。撮った写真をカメラで見せて頂いたのですが、デジカメのモニターで見た限りはなかなかの腕前でした。一方の私の愛機・Nikon FM3AはMF一眼レフなので、電池が切れても機械では測光できないだけでシャッター自体は切れるのですよ。もっともシャッタースピードや絞りの設定は経験と勘でやるしかなかったのですが…。プリントが仕上がってくるのが正直怖いです。
それにしても、ディフューザーがどうとか、ISOがどうとかリバーサルフィルムが云々とか、キャリブレーションがどうとかいった内容を全開で会話できたのは久々で、楽しい一時を過ごさせて頂きました。一度だけAgfaのScala200X(モノクロリバーサルフィルム/増減感なし)を使って都庁付近で撮影した…という事は話しそびれてしまいましたが。

現在、大雪で精神的には下り坂。幸い今回は大雪の日に高校の同窓会があって楽しんできたため歯止めが掛かっているのですが、金曜日辺りにまた雪の予報が出てますのでどうなりますやら? どちらかと言えばこっちのサイト向けの現代物ノベルゲーム『夢現(ゆめうつつ) 完成版』のシナリオに手を加えたくなってきました。結末のネタバレになるので詳細は書けないのですが、バッドエンド、ノーマルエンド、トゥルーエンドの3つを用意する事を目論んでます。問題はノーマルエンドに至るシナリオをまだ書けてない事、そしてシナリオを書く気力が湧いてこない事なのですが…はあ。リベリオンズBEの続き(現在Cルート中盤)でもプレイして勢いを付けると同時にリベ本第二弾のネタをかき集めるとしますか?

意外な処で繋がるモノ

「アンタ何処でどう繋がってんの!?」てな具合にツッコミを入れられる事請け合いの人脈だけは持ってますが(自分でいうのも何ですが、かなり意外な相手とも接点持ってます)、何もそれは人脈に限った話ではなく、どうやら普通は何処でどう繋がるか分からないモノを繋げていくのが私という人間であるようで。
例えば、ICU生時代に執筆した卒論一つ取っても、元々は日本語学に興味を持っていた私がクラス受講を通じて日本文学に関心を持つ事がなければあり得ず、またそうして日本文学への関心を高めていった私がコンピューターゲーム──それも原作は美少女ゲーム──という題材に辿り着いたのは、文学だけではなくて情報科学への関心もあったからで。その関連もあって一つ同人ゲームを題材として期末レポートを書いたりもしましたが(一度卒論や期末レポートを書き上げた事で広まった人脈もあるように記憶してます)。この段階だけで言語学・文学・情報科学が繋がってきてますよね。
しかし私の「繋がり」はこれだけには留まりません。実は私は宝石が好きで(今となってはこれが唯一女らしい趣味とも言えましょう)、しかもサファイアやルビー辺りを筆頭とした色石が好きだったりもするのですが、実はサファイアもルビーも同じコランダムという鉱石の仲間で、組成式は双方共にAl2O3、モース硬度は9という硬い石の部類に入ります。因みにブルーサファイアに含まれる不純物とはTiとかFeで、ルビーの場合はCrが確か1〜3%位含まれているものの事を指すように記憶しています。つまり、私が宝石・鉱石を見る時には必ずその科学的性質にも目を向けずにはいられないのです。こうして、宝石の美と科学とが繋がってきた訳です。因みにキャッツアイ効果とかスター効果とかがどういう原理で出るのかも、ある程度の事であれば把握しています。
さて、私が宝石の事を挙げた際に「色石が好き」と言っていた事を覚えていらっしゃいますか? 実は「色」という要素が有用な立ち位置になる趣味やら何やらが私の知る限り最低2つあったりしています。まず一つは写真。依頼されればモノクロでも撮りますが、原則としてカラーリバーサルフィルムを持ち出すほど発色にはこだわって、のんびりとしたペースながらも撮影を続けております。そしてもう一つが実は日本文学にあるんですね。近代以降の権威的な文学作品では西洋の影響を受けて臭いものに蓋をするかのごとくそういう事は避けられてきましたが、それ以前の文学作品では…特に平安文学においては「色」という要素は様々な意味合いを含んだ重大な立ち位置にあったようです。

あと、何故か分からないんですけど私の持っているNikon FM3Aを見た人に、「実は居合道やってるんです」と言ったらば妙に納得されるパターンが多いのは何故でしようか?(居合道やってる事を知ってる人がFM3A見た時にも納得される事が大変に多い)

…それにしてもこの繋がり方、脳神経のシナプスみたいだなー、と思ってみたりするのは私だけでしょうか?

基礎体力を付けるための取り組み・その3−旅は道連れ世は情け−

心身の調子が回復して参りましたので、徐々にですがウォーキングにも復帰しております。
で、歩いている途中休憩している時とかに話しかけられて、色々な会話で盛り上がったりする次第でして…。

昨秋のマチアソビで神山温泉に行く事になった時もそうだったんですけど(この時私はFM3A持参にて写真撮影も致しました)、私の場合何故かある程度の年齢に達しているものと思しき方々からお声を掛けられることが多くて…。少し前の時もそうだったのですが、今日も折り返し地点での休憩中に多分私の両親くらいの年代と思しき方からお声を掛けられまして、色々な話で盛り上がり、帰りは途中までその方と二人でウォーキングしていったものでございます。
神山温泉に行った時の方々はともかく、近所でウォーキングでしている時にお会いした方々とは一回きりとも思いがたいものですから、またお会いすることもあるでしょう。実際、帰り道で本日ご一緒させて戴いた方の「女房の親友」という方と挨拶しながらすれ違う場面に遭遇したりも致しましたから。

遅ればせながら、夏のワンフェス顛末記

ご報告が大変に遅くなりましたが、例によって例のごとく夏のワンフェスに行って参りました。私の場合はいつも通り、午後からのんびりまったり入場ではございましたが……
実は今回到着時間が普段通りだった割に、回れたディーラーさんの数が普段より圧倒的に少なく趣味的な方面での新規開拓は皆無という有様だったのですが、その分充実した時間を過ごさせて頂きました。
以下は箇条書きにて…。
▽高校時代の同級生S森君からお遣いを頼まれて北海道放送の『水曜どうでしょう』特設ブースに足を運んだ折のこと。列整理を担当されていらしたスタッフのお一人が私のぶら下げていたカメラに目を留められて、ボディ本体・レンズ共に機種名を一発で言い当てられたのには大変驚きました。FM3A本体の機種名を言い当てられた方々は他にもそれなりにいらっしゃいますが、レンズの方までピンポイントで言い当ててみせたのはその方が初めてでした。驚きを隠せない私に、実はF4ユーザー(現在進行形なのか過去形なのかは忘れてしまいましたが…)だというお話をその方から伺って、納得した次第。
▽次いで京都造形大学と京都国際マンガミュージアムのブースに。後日ネットで調べて分かったのですが、京都国際マンガミュージアムって京都市と京都精華大学の合同によるものだったんですね…と、納得していたり。
この時各々のブースでの会話の中で色々と興味深いお話を伺ったり、有り難いお申し出を戴いたりして、感謝しきりでございます。
▽さて趣味に走ろうか…といった段階になって、M’s Factoryさんのメタボペンギンとぐうたらペンギンを確保。トレフェスの時は予算オーバーで買えなかったメタボペンギン以外でも、食べすぎペンギンとか湯上りペンギンとかネタに走ったブツがツボに入ったという話をしましたらば、「自虐ネタ好きですねー」と言われつつ自分でも否定できなかったり。や、芸人体質の持ち主ですから、自分。
でもって、この直後くらいに某D氏と遭遇した次第ですが、「ワンフェス会場内だから」という事で私の方はさほど驚かなかったことを此処に申告しておきます。
▽前回のWFならびにそれ以降のトレフェスin秋葉原で撮影させて戴いたフィルムのプリントを手土産に更にもう2カ所ほどお伺い。ほぼベストコンディションと言っても良かったトレフェス時の分はともかく、前回ワンフェスの時は身体的にはまだしも精神的な状態が大概アレでしたから、ピントの調整が甘かったり一部のフィルムは感光させてしまったり等々と、色々な失敗をやらかしてしまってるので、実際に進呈できたものは本当に少ないんですけどね。
後日談として、この時に撮影していた…筈のフィルムが、ワンフェス当日撮影分のみ全滅という事態が判明して盛大に凹むことに。翌日からの帰省時分は途中から問題なく撮れていたフィルムの状態から鑑みて、途中までフィルムは実際には巻かれていなかったのでは…というオチが付いてきたりもしていますが……

普通は逆ですよ…ねぇ…?

6月 28, 2010 · Posted in FM3A, ネタ, 写真関係, 徒然, 日誌 · Comment 

風邪から復帰しましたので、今月19日・20日に新宿やら秋葉原やらへと行ってきたのですが…前々から分かりきっていた事とは言え、各々の場所における行動が「普通は正反対だろ?」てなツッコミを喰らっても文句は言えない状況になっていたりしています。私…。
まず土日に四ッ谷或いは秋葉原であった用事のついでに新宿…それも西口方面へと行っていたのですが、其処での行動というのがもう完全に趣味全開。
一言で言ってしまえば、フィルムの調達とFM3A用望遠系レンズの物色。撮影したフィルムの現像+箱根旅行の折に撮影した現像済みリバーサルフィルムからのダイレクトプリントを依頼したついでに、光源の関係上リバーサルフィルムが使用できないワンフェス会場内にてフィギュアを撮影するためのフィルムの調達と、ネイチャーフォト撮影を主体とする私が現在使っている標準系マクロ以外にもそろそろ一本欲しいよなぁー、と思っていたりもする100mm位の望遠系レンズの物色とをやって来ました。フィルム追加に関しては、ISO400のネガフィルムはまだ自宅に備蓄がありますので今回はISO800のフィルムのみ追加、レンズに関してはNikon純正の105mm望遠系マクロレンズ(MFレンズ)を第一候補として検討することに致しました。
もう一つ…四ッ谷に出る用事があったついでに、新宿・京王百貨店の化粧品売り場でやっていたのが、池袋の西武百貨店にてチェックを入れておいた香水の最終テスト。具体的に何をするかは以前のエントリーにて記載した通り、目星を付けていた香水の中から一つを選択し直接肌に付けて、体臭の影響までをも併せた香りが自分の好みに合うモノであるか否か、本当に求めるモノであるか否かをチェックするというもの。かねてより候補に入れておいた複数の香りの中から、今回はChristian DiorのAddict 2をチョイス。近辺で用事を片付けながら時間経過による香りの変化を確認した結果、問題ない事が判明して購入する事になったのですが、これと以前から既に常用しているGUERLAINのEAU IMPERIALEとの二つを今夏はメインで使っていくという事を踏まえて、小さい方のサイズを選択しました。ただこの時にEAU IMPERIALEと同じGUERLAINのDU COQまで買ったのは全くの想定外でしたが…昨夏発売のGIVENCY VERY IRRESISTIBLE SUMMER SOLBETの時と言い今回DU COQの時と言い、限定品かつ「最後の一本」に滅法弱い私…。や、もしも自分に合わない香りだったとしたら、同じような状況下でも絶対買いませんでしたけどね、両方とも。
秋葉原へはお忍びで…つまり私にしては大変に珍しく完全にプライベートのノリで、トレフェスに行ってきました。今回は写真撮影がお目当てでしたから例によって例のごとく時間をずらした上にて会場に到着。とある出展者の方から伺ったところによりますと、会場内の混雑による撮影禁止が解除されたのがPM1時頃だったとの事でしたので、これは大正解だったようです。あくまで撮影がてら各々の造形美を堪能するのがお目当てであり、買い物をするつもりは皆無だったのですが…ネタ系のブツには昔から弱い私。今回もついうっかり素敵な位ネタにまみれたペンギン達のミニチュアフィギュアを数種類選んで買ってしまいました。大変素晴らしいネタっぷりなので、後悔はしてませんけどね……
あと駅のホームで帰りの電車を待っている時に、ミルクスタンドでトマトジュースやら牛乳やらをくぴくぴやりつつ、店員のおばちゃんと他愛のない会話…というのが、秋葉原エリアにおける一番のリラックスタイムだというのはどうなのだろう?といったセルフツッコミを入れたくもありますが。

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ワンフェス当日・その後の行動−趣味に走りすぎ−

2月 9, 2010 · Posted in FM3A, フィルム, 写真関係 · Comment 

前回のエントリーでは書きそびれましたが、会場内でフィルムを取り出す時に、フィルムを巻く前に後ろ扉を開けてしまい「げっ」と思わず声をあげてしまった私。慌てて閉め直してから巻いたものの、最低でも3〜4枚くらいは感光しているものと覚悟しておかなければならないかと…まだカメラを始めて間もない頃以来にしでかした、痛恨の初歩的ミスでございます。これには内心で盛大に凹みましたよ、ええもう。
さて、幕張の会場を後にして、この日に撮影したフィルムの現像を依頼するため新宿に立ち寄ったのですが、ついでとばかりにフィルムの補充やらレンズのチェックやらをおっ始めた相河さん。ネイチャーフォトを撮るにせよ人物撮影をするにせよ、そろそろ望遠系のレンズが一本欲しくなる頃合いではあるのですが、現行のレンズだとデジタルカメラ用に作られたものが殆どであり、MFフィルム一眼レフに対応しているもの自体が減ってきているという店員さんのお話に、頭では納得しつつも心の中ではベソかいていたり。MFにも対応しているAF用のレンズを使えばいいじゃん、てな話になってきそうなものではありますが、そうは問屋が卸さない理由があったりも…。実際に手にとった上で比較して戴けるのならならともかく、文面だけでの説明は正直難しいのですが、MF用に作られたレンズのピント調節には粘るような手応えがあり、しかも境界を全く意識せず直感的にピントを合わせられるんですよ。対してAF用のレンズというのはピントを合わせる時に回転させると何かスカスカとした感じ…レンズによってはカチカチといった其処で固定されてしまうような感覚もして、いずれにしてもここぞという場所で止められない、というネックがあったりも。仕事で使うのならともかく、趣味の範疇で撮影する分にはFM3Aを使い続ける事に決めてますので、それを踏まえた上にて選択をしたいものです。
フィルム館ではこの日に撮影したフィルムの現像を依頼した後、春からのネイチャーフォト撮影用に使うフィルムを補充する際、店員さんと「気に入っていたフィルムが廃盤になると切ないですよねー。個人的に特に痛かったのはAgfaのScala200Xと、KodakのE100GX……」「あー、E100GXは確かに。他にない色味のフィルムですからねー」といったやりとりがあったりもしました。E100GXが無くなった事を勿体ないとおっしゃるお客さんも多い…といったお話も。
それにしても私、ワンフェス会場内よりも新宿西口エリアでの行動の方が、よっぽど盛大に趣味に走ってます。まあ毎度のことですが…実際、新宿西口近辺って言ったら、私にとってはある意味ワンダーランドですから(ビジネス街なんだから普通は仕事モードで来るエリアだろ?てなツッコミは黙殺するとして)。

ワンフェス参加してきました

昨日、ワンフェスへと行ってきた。毎度毎度の事ながら、昼からのんびりまったり入場ではあったが……
PM2時過ぎに会場へと到着した私は、毎回足を運んでいるブースの知り合いの方とご挨拶を交わした後、いつものようにブースを回りながらフィギュアとかの撮影をしていくことに。とは言え、この日の私は身体的に完全復調はしていない+精神状態は下り坂…という無理の利かない状態であったから、全部は回らず写真撮影もいつもよりは控えめに…等々と自重しつつつ、会場内を歩くことにした。
実のところ私には、ワンフェス自体に関してはコミケ辺りの同人誌即売会程には趣味に走る時間…といった認識はない。趣味的な要素が含まれないかと聞かれれば勿論嘘になるが、入場料という名の授業料を支払った上にて、立体造形物にまつわるイロハからそのバリエーション、最近の動向等々に関するお勉強をさせて貰う、といった感じの認識もまた小さくはない。この手合いのイベントにおいては私が必ずぶら下げている、Nikon FM3Aボディ本体に標準系マクロレンズ装着、またストロボの類は一切付けない…といった構成のMFフィルム一眼レフカメラの存在もまた、お祭り気分を高めると同時に戒める要素の一つだ。デジカメ全盛の会場内において異彩を放つこのカメラは、会場内における光源の制約からリバーサルフィルムの使用が不可能であるとはいえども、やっぱりフィルムだからやり直しが利かないという事に加えて、特に接写時においては手動での厳密なピント合わせを要求されるが故に、「機械任せにする」といった妥協を私に許さないからだ。実際には、機械任せにはしないMF一眼フィルムカメラ用のレンズだからこそ厳密に…撮影者の意図通りにピントを合わせることが可能だったりもするのだが、その理由は次回エントリー@閉会後の行動編で記載するするとして…。大学の部活の忘年会で会場を出た後、仕事の関係上Canon EOS 5D辺りを使っていたという先輩とカメラ談義で盛り上がったのだが、DTP関連を筆頭としたプロユースにおけるデジカメの強みを把握している一方で趣味的領域の撮影ではリバーサルフィルムの使用を原則とする…といった話をしていて「マゾだよなー、自分」と笑いあっていた事を思い出した。
話が脱線してしまったが、ブースを回っている時に、違う表現手法にて…それも私自身ではまず不可能と言ってもいい立体的な表現を主体として活動していらっしゃる方々とのコミュニケーションの時間を取れるのは、今後の創作活動をしていく上で良い刺激になった。この日の会場内における最大の収穫の一つでもあった。金銭には換えられない何かがある…という事こそ、ワンフェスに限らずディーラーと一般参加者、或いは作者と読者とが交流するイベントにおける真の価値だと私は考えている。
盛大に趣味に走ったのは寧ろ、ワンフェスそれ自体ではなくて、閉会後…会場を出てからの行動なのだが……(以下閉会後編へと続く)

Decade -from 1999 to 2009- 後編

ニトロプラスが創設されてから現在に至るまで…10年の歳月の中で獲得したものが、実のところ私にはもう一つ存在している。
それは即ち、人と人との繋がりである。それも未来を切り開くための力までをも併せ持った───
これなくしては、如何に私がICUという学科間の垣根の低い大学に在籍していたとしても、日本文学領域にて『Phantom』に関する卒論を執筆する事は困難を極めた事だろう。と言うより、そもそもそういった発想自体があり得なかっただろう。以下長文になるが、最後までお付き合い頂けたなら幸いである。
卒論の題材の関係上、下準備の段階から私はニトロプラス関係者の方々とコンタクトを取るようになった…ように思われがちかもしれないが、実のところを言うと人的な接点を得る事となった切欠はそこにはない。もっと別な類の「糸」が、もっと違った場所から姿を覗かせていたのだ。
『最狂広報』ジョイまっくすさんの事は勿論、私も存じ上げている。と言うより私とてニトロの一ファンである以上、知らずにいられる筈もない。
しかし卒論執筆にあたって直接的にお世話になったのは、少なくとも彼ではない。卒論を日本文学領域で書く事を確定させた後、題材となる作品を何にするか検討する段階で各企業さんのブースへご挨拶とご説明に回っていたその当時、「日本文学」とか何とかといった辺りの単語を出した時点で逃走モードに入っていらした記憶がある。
では一体どなたが…?といった疑問が、此処で必然的に生じてくるだろう。
ICUに入学して二年目(2004年〜2005年)の事だったろうか…ワンフェスかワールドホビーフェスティバルかは忘れてしまったが、立体造形物関係のイベントの折に、リングストロボをセットしたデジタル一眼レフを手にしたある男性スタッフの方が私の手にしていたFM3Aに目を留められて、カメラ談義に花を咲かせたのである。その時から顔見知りとなった彼に関してはお名前(この場合は本名/Family Nameのみ)も覚えて、各種イベントにて顔を合わせる度ごとに雑談とか何とかに興じるようになった。私が以前のイベントで撮影したフィギュア類のプリントや、リバーサルフィルムで撮影した写真のスリーブをお見せするようにもなった。動画の制作にどういったソフトを用いているのか、といった話題にも及んだかもしれない(これは他の方との会話での折だったかもしれない)。それから1年くらい後に、手渡された名刺によって彼の「正体」が判明した時には、流石の私も内心でビビったものであるが(主に落差とか…←失礼な)。
ここまで書いてしまえば、以前の「日誌」をご覧になった方にはもうお分かりになったかもしれない。件の「男性スタッフの方」というのはもえらさんの事を指している。日本文学領域…言葉を換えれば日本の言語を用いた表現による芸術分野…にて卒論を書いた私の立場であれば、文章表現を中心としていらっしゃる方々──ニトロプラスで言えば、例えば虚淵さんとかいった辺りの方々──とより深いところで接点を持つものなのかもしれないが、他のソフトハウスさんではともかく、ニトロに限って言えば何故か、文章表現を主体とはしていない(或いはしていないであろう)方々とお話しした時における印象の方が、私には強い。もえらさんに至っては、スタイルは違えども写真撮影という共通の趣味を有する事の一点を除けば、同人・商業とか何とかをひっくるめて考えてみても、制作者−creator−としての接点は殆どないと言っても過言ではないだろう。相河自身は、他のスタッフさんから「あなた何屋さん?」てなツッコミを入れられた程の器用貧乏であるにも拘わらず、だ。
そんなもえらさんに私は、ICUでの卒論執筆にあたって少なからずお世話になった。それこそ題材となる作品を最終的に『Phantom』に決定させる以前の段階から…。ただ、「それっぽい」方々が他にまだいらっしゃいそうなものなのに、何故彼なのだろうかと、私も不可思議に思っていたのだが……
その疑問に対する「解」のひとつを垣間見る事となったのは、前編でも言及した“breakthrough”の発生時においてであった。如何なる形で関与したのかを今ここで書く訳にはいかないが、燻り続けていた疑問を氷解させるだけの「何か」を私が認識したのは確かだ。つまりこういう事なのだろう、と。もっとも其処にどういう意図があるのかなど、それこそ神のみぞ知るところではあるが。
───まあそれはさておき、今年の夏コミにてある女性スタッフの方から「(相河が書いた)『Phantom』の卒論に関して、社内の誰に確認すればいいんですか?」といった事を尋ねられた折、彼女に学生時代私が使用していた名刺を手渡して「ICUをこの三月に卒業した相河瑞穂の名を出した上で、もえらさんに訊いて下さいね」と返答したのは、こういった経緯があっての事だ。
また、他のスタッフの方々や同業他社の方々などとも色々なお話を交わしたりする機会を得る事ができた。様々な形でお世話になった方々も結構いらっしゃるのだが、中でもとりわけ、『narcissu』に関するレポート(これまた『Phantom』に関する卒論なくしては発想自体があり得なかったものである)が切欠で知己を得た片岡ともさんには現在でも頭が上がらない。
こういった方々以外にも、顔見知りではあってもお名前まではちょっと…といった方々も、実のところ少なくない。人の顔と名前とを一致させるのが死ぬ程苦手な私の事なので、もし仮に名乗られたこともあるのに私の方がすっかり忘れてしまっていても、どうかご海容をお願いしたい。
これから先、如何なる縁(えにし)が紡がれる事になるのか…私としても興味深いところだ。
そして、次なる10年-decade-が彼らに何をもたらすのか、そして彼らがその中で何をもたらすのか、刮目して見る所存である。
とりあえず一ユーザーとしては、『装甲悪鬼村正』の完成を楽しみにしている。『Steins; Gate』にも興味はあるのだが…プラットフォームの関係上、発売日当日に手を出すのは就職先が決まらない限り、まず無理だろう…とほほ……

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