「健全育成」の美辞麗句の下に

えー、題名から見てお察しの方も少なくはないと思いますが、そうです。今回の話題はかの悪名高き、東京都議会において提出・論議されている「青少年健全育成条例」に関する問題が本文における主な話題です。一度は否決されたものの、一部改正の上にて否決されにくいタイミングを見計らった上にて再提出…危うし表現の自由、てな現在の状況でございます。一体全体何がどうなっているのかにつきましては、詳しいサイトが多数ございますのでそちらに譲るとしまして…。
私という奴は、半端ではない器用貧乏さ加減と妙ちきりんな経歴と、「何処でどう繋がった!?」とツッコミ入れられる事請け合いの人脈の幅だけが取り柄の一市民に過ぎませんが、今度ばかりは行政に対して冗談抜きに怒りを覚えまして、行動に移した次第でございます。

以前都庁にてパスポートの更新手続きをしていた折、既に社会人になっている20歳未満の娘さん同伴で来ていたお父ちゃんが「何で10年更新できんのや!? もう自分で働いとる大人やねんぞ!!」てな具合に、都庁内パスポート申請受付の人に怒鳴っている場面に出くわした事がございました(実は以前のエントリーで遭遇したエピソードはこれです)。後で私が窓口にいた別のお姉さんと「お父ちゃんの怒りはめっちゃ正しい。けど、その怒りを向ける矛先を間違とる。コレは国に…多分外務省関係やと思うけど、そっちに言わなあかんな」と言い合っていた事を思い出しました。

それはさておき、今回私の怒りを向けるべき矛先は勿論都知事ならびに都議会なのですが…幸いにして否決して欲しい旨の陳情書を提出するという形で、怒りの矛先を向けられる事がこちらのサイトさんにて判明しましたので、そちらを参考にしつつ実践する事に。以下は私の陳情書における願意と理由の全文。

都において『青少年健全育成条例の一部改正する条例案』を否決して戴きたい。

此度の「青少年健全教育条例の一部改正案」にも、前回の改正案と同様、憲法によって保証されている「表現の自由」を著しく侵害する危険性が存在している。
しかも、漫画・アニメ限定とする対象指定は露骨な文化弾圧であると見受けられる。
更に、「東京国際アニメフェア」を主催する東京国際アニメフェア実行委員会の委員長を都知事が務めて都を中心としたアニメ産業の発展を推進しようとしている事と、本条例案によってアニメによる表現者達の自由を束縛し、彼らの創造意欲を著しく削ぎ落とそうとする行いとの間には、明らかな矛盾が含まれている。
故にどうか、今回の条例改正案の可決を思い止まっては戴けないだろうか。

単純に子供の目に成年向けのコンテンツを触れさせないようにするのが目的であるのならば、販売する時の年齢確認を徹底するとか売り場をきっちり分けるとかいった「棲み分け」をきっちりとする事こそが、親や学校、或いは子供に関わる者達の責任である筈です。それなのに無精をして責任放棄をした挙げ句、「健全育成」という美辞麗句の名の下に、こんな表現の自由を脅かすのみならずコンテンツ産業そのものを潰すような法律が通ったとしたら、とんだお笑い種です。

普段私は政治的なことに関してはWeb上では言及しないようにしているのですが、あまりにあまりな事でしたので此処にこうして記載した次第でございます。

文学フリマ頒布物に関するお知らせ

えー…紹介文ではPhantomの卒論一般公開版の頒布を開始…てな事を書いたかと思いますが、他のことで色々ゴタゴタしてしまってこれに関する手続きが間に合いそうにもありません。大学側の方は私の著作物だからという事で問題ないですし、先生方のお名前は本名出してもOKとの事だったのですが、原文では一部そうではない方々のお名前を出している箇所がございまして、そこのところの扱いで問い合わせとかが必要になっている次第でございます。一部の方からは既にNGのご返答を戴いているのですが、それならばどういう表記なら良いのか、そもそもかなりぼかした表記でも出すこと自体がアウトなのかがはっきりとしていないので、それも確認する必要があるという訳でして…。という訳でこちらは当初の予定からはずれ込みまして、来年のできる限り早い時期、という事になりそうです。
その代わりに、自宅のレーザープリンタをこき使ってnarcissuとかシェル・クレイルとかいった作品に関する評論小冊子を作成するつもりです。まあ今回はさわりの部分だけになるでしょうけど……
私にとっての学校にまつわる随筆集『Alma Mater』は既に本文はレイアウト含めて100%完成してますから、後は印刷所の締め切りを睨みつつ表紙用データ作成をするのみでございます。…って、今まで使って事のない印刷所を使う予定なので、データ作成方法を改めて見直さなければならないのですが。

あと、趣味サイト方面で扱っている文章ものも、こっそりと持ち込むつもりです。←何せ殆どが小説本で、残りはノベルゲームですから

コンテンツ文化史学会大会に参加しました

昨年の大会は参加申込をしていたにも拘わらず前日に体調を崩してしまい結局不参加だったのですが、今回第二回大会には2日間開催で相河は2日共参加してまいりました。でもって今回も実に様々な収穫がございました。
大会自体における具体的な詳細につきましてはTwitterやBlog等にて他の方々が書かれていらっしゃるかと思われますのでそちらに譲るとしまして、今回痛感したのは「世間って狭いね」「『隗より始めよ』とはよく言ったモノだよね」という事でございました。まさか今回の大会でICU生時代の同級生に遭遇するとは思いませんでした。先輩に…という事は過去にもあったんですけどね…。あと現段階ではまだ書けない、水面下で動いているアレとかコレとかに関わることも……

あと個人的な印象としましては…コンテンツ文化史学会に限った話ではないのですけれども、新しい学問分野の学会に参加されている方々というのは新しい学問の可能性に飢えているのだと、ひしひしと肌で感じます。いや本当の話。

2010年末から11年前半に掛けての予定(暫定版)

例によって例のごとく、趣味100%のイベントなどは除外しております。
それらはWebサイト『陽炎の華 水面の月』の方を参照という事で一つ……

▽2010.11.20-21 コンテンツ文化史学会第2回大会
東京大学工学部2号館93B教室

▽2010.12.05 第十一回文学フリマ
大田区産業プラザPiO/エ−18 『陽炎の華 水面の月』にて出展

▽2010.12.18-19 日本デジタルゲーム学会2010年次大会
芝浦工業大学芝浦キャンパス 306・307教室
※相河は18日のみ出席の予定

▽2010.12.29-31 コミックマーケット79
東京ビッグサイト

▽2011.02.03 ワンダーフェスティバル2011[冬]
幕張メッセ

▽2011.02.14 コミティア95
東京ビッグサイト

▽2011.04.03 そうさく畑65
神戸サンボーホール

▽2011.05.05 コミティア96拡大Special
東京ビッグサイト

但し転職活動の動向によっては、上記予定は変動する可能性がございます。
その点はご了承のほどをお願い申し上げます。